『こんなときどうする? ストーリーでわかる特別支援教育の実践: ケーススタディからのアプローチ』

こんなときどうする? ストーリーでわかる特別支援教育の実践 (ヒューマンケアブックス)

具体的なケースを例に支援を考えられる良書。
専門的なことができるだけわかりやすく伝えようという意図で書かれている。
川上先生はご講演もわかりやすいが、書籍もわかりやすい。
また、構成が、若手の教師成長物語になっているのもいいなと思う。
その子の行動から出発し、行動の目的やなぜそうするのかを考えての一手。
子どもから出発すること。

集団の中で個を育てる・・・特別支援学校の可能性を感じる書。
教員が複数でその子を見ていて、常に相談できる環境もいいな。
通常学級でもそういう視点でできたらいいのに。
複数学級で、学年で育てるという意識やシステムがないと難しいかな。
そして専門的な知識をもつ教員がいないのが現状であり弱点。

勉強していきたい分野。