きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

第17回クラス会議

今日校内の先生が「見せて」とおっしゃったので公開した。
いつも通りに・・・と思っていたけど、
子どもたちは見に来る人がいると思って張り切っていた。
かわいい。
振り返りを読むと、緊張したという子が2名。
いつもより意見が多く出たという子たちの記述もあった。

「理科の時間におしゃべりする人がいて注意してもきかない
静かに受けた方がいい、どうしたらいいか」というもの。

やっと出てきた。気になっていたこと。
解決策は「聞かないと内容がわからなくなるよ、という」のだそうだ。
解決策に対する賛成意見があまり出ず、
このまま決めていいの?と投げかける。
すると、賛成意見が出始めた。

ドッジボールのボールをかたずけない人がいる」
で、解決策は、「体育委員会にポスターを描いてもらい、放送をしてもらう」
と。

自分たちでしょ?かたずけないのは・・・と思ったが黙っていた。

最後に、今日の肯定的な点のみをフィードバックして終了。
発言しなくても聴いている姿勢、相手を見る姿にも
参加の意志が現れることを指摘した。
コンプリメントの質について思うところがあるがいずれまた。

放課後身に来てくださった方にお礼を言うと
ある男子に聞いた話を教えてくださった。
楽しい。発言したかったけど、ここまで出てるけど、できなくて…と
いっていたそうな。
いいことを教えていただいた。
彼なりに肯定的にとらえていることがわかったし、
発言したいけど、なかなか出きずにいるその心持ちも
どこかで理解していたいと思った。

ま、どんな風に決まるにせよ、一生懸命考えるっていうことが大事なんだと思う。
さて、決めたことを活かせるかな。