きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

学級づくりパワーアップセミナー横浜にて

昨日参加。初めての会場に迷ってしまったがなんとか到着。

いくつかの講座があったが、それぞれの味があり、参加型だったり、聞いて影響を受けたりで充実の1日。

学級づくりはこれをすれば、子どもがこう伸びると言い切りにくい。働きかけと及ぼす効果の関係が複雑で言い切れないこともあるし、同じ実践をしても「人」(担任と児童の両方)による違いもあると思うからだ。
日々のいろんな働きかけが絡み合い、少しずつ変化していくことが重なって気がついたら目に見えて変わっていたり、育っていたりということなのかなと講座を聞きながら考えた。
まぁ、学級づくりに限らず授業もしかり。
当たり前のことだけど…


なんといっても鳥取西村健吾先生の講座が圧巻。
卒業式前の通信やエピソード。わたしも今年は6年担任。
できる精一杯で思いを伝えていきたいと決意。
懇親会でお話させてもらえ、それも嬉しかった。
いくつかお聞きする。
これまでの道筋や思いを正直に話してくださることもまたうれしい。
これからも実践をお聞きしたいお一人。


千葉の飯村友和先生の講座は、伝え方を考えた事前指導のくくりに納得。
ご自分の実践を価値づけるところがすごいなぁと思う。
事前指導の部分は、二度目の拝聴にしてわかったという感じが強くなった気がする。でも、きっとまだまだいろんな働きかけをされての子どもたちの育ちなんだろうなと思えた。


全国の実践家のお話を聞き、すごいなと驚愕し、ついつい心の中で比べてしまう。ある若い先生は、「へこむ」と言っていた。その気持ちもわかる。あまりにもすごい実践だったから。
でもわたしはわたしでしかないし、できることをやるだけ…とも思う。


話を聞き、話すことでエネルギーにもなる。けれど、思うだけじゃ何も変わらないよなぁ…とも。ちゃんと自分の場所で出していかないと。


今回参加し、帰りにうれしいお話をいただいた。
実現すればうれしい。それまで日々の実践を地道にやっていこうと思う。

先のことはわからないけど、もう少しだけあちこちに行ってみたいなと思っている。インプットはもちろん、少しのアウトプットも。それを意識することで自分の実践が変わるのでは?という見込みの期待も決めて。


それにしても…
夜行バスはキツイ。強行軍の旅。
年ですな。