きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

信頼ベースの学級づくりファシリテーションにて

「信頼ベースの学級づくりファシリテーション×大人の国語の時間」講座に参加した。
ちょんせいこさんのお話は初。
一度お聞きしたいと思っていたので楽しみにしていった。
やわらかい語調。笑顔。
あたたかい時間だった。
絵本で対話、オープンクエスチョン、ホワイトボード…
自分で体験してみるって大事だなぁと思う。

絵本については、ただ読み聞かせたい、感想を求めるのはしたくないなぁと
思ってきた。受け取りは子どもの自由ではないかと。
でも、対話のきっかけ、コミュニケーションのツールとして、
読み聞かせが果たす役割って結構あるなぁというのがやってみての実感。
何をねらってそれをするかにより、使い方が違うのかなと理解した。

最近子どもに読んでいなかったけど、
その価値に重きを置けば学年を問わず、続けていくに値する実践になりそう。

「信頼ベース」について
選択できることのよさを感じつつ、その前後を考える。
でも、それで全て通そうとすると難しさもあるはず。
バランスなのかな〜と仲間と話しながら思う。

実践発表もあった。
発表した方は、「よいところだけで構成したのですが、日々はいろいろ…」と謙虚
に言っていたけれど、よくこれだけ取り組んでいるなぁと思った。
表情もよかった。

よいと思ったものを取り入れてみる。続けていく。
そしてだんだん自分流になっていくのかなと。

よい実践を聞いても一旦置いて、自分にできるだろうか、子どもに合うだろうかと
考え過ぎると活用するまでにハードルが高くなる。
寝かせっぱなしにしないように。自戒。


終わって仲間とのリフレクション。
久しぶりで、これもまたよかった。

講座のこと、日常の実践、悩み、仕事術…
話を聞きながら、自分たちの県内の「つながり」もなかなかいいんじゃないかなと
ちらっと思う。
つながりを求めながら、つながりそのものがないのでは?と感じたことがあったけど、
自分がその中に身を置いていないだけのことではないかと思ったのだ。
ないわけではなく、そこにただいないだけのこと。

形の違うつながりを自分が求めていけばいいかなと考えた。

時々こういう時間があるといいなぁ。