きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

スキーに思う

日曜日は市民スキー大会だったので応援に行ってきた。
今年度は体育部でなく、スキー部も担当していないのだが、家から近いし、クラスの子も出るので行ってきた。

うちのクラスの女の子は、小学3年生以下の部で見事第3位!
まだ2年生なのにこの先とっても楽しみ。スキーがうまいのもそうだが、何より、本人が「楽しい」と言っているところがいい。お父さんが名コーチ。

保護者や地域の方との打ち上げもあり、保護者に声をかけてもらったので参加してきた。
地域の方は自分のお子さんが卒業してもずっとかかわってくださっている。技術指導に加え、ワックス関係ではこの方々なしではやっていけないと言っても過言ではない。ただただ感謝。
若手の職員と2次会にも参加するといろいろな話が聞けて考えさせられた。

「クロカンスキーは親子で一緒に同じ競技ができる珍しい種目」と言われ、確かにそうだなと感心。

わたしは地元が好きだし、スキー人口が先細るのはさびしいなと思う。でも、今の子どもたちは、選択肢が多い。スキーだけでなく、陸上、サッカー、ピアノ、バスケ、バレー、テニスなどなどいろいろな習い事や活躍の場があるので、雪国だから冬はスキーを是非!と言って強制的に参加させるのは難しいと思う。スキーしかなかった、みんなが参加していたわたしたちの時代とは違うから。
そして、練習量の話では、保護者、地域の方の両方の思いが分かったので、その辺も方針が難しいなぁと思って聞いていた。上達には練習量が必要だけど、量や厳しさだけでは、今の子どもたちには難しい。でも、楽しさだけでは上達への道は遠いし…

自分たちの立場でできることって何だろうなぁ〜と。

逆手に取って考えれば、自分の経験を生かし、わたしにしかできないこともあるのかも、とも思う。

飲み会でいろいろ考えたという話。