きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

給食時のルール

今日の給食はやけに静かだなと思ったら、木曜日のハートアップ会議で決めたルールで「もぐもぐタイムでしゃべったら、ぜったいのこさない」を意識しているんだということに気づく。
給食放送でクイズが出ると、番号を指で示したり、あたると声を出さずに喜んだり、友達に暗号のように伝えたり…としぐさを見ているとおかしかった。

そもそも議題は、「給食の時、ルール1でもぐもぐタイム(いただきますから10分)は、しゃべらないときまっているのに守っていない人がいる。」という内容。ある女の子が出してくれた。
子どもから議題が出てくるのはまだ2回目なのである。(わたしの怠慢のせい)

決まった解決策は、罰則的な文言だし、解決になっていないような、今一つな気もしたが、子どもたちが採用したんだし、試してだめならまた話し合えばいいし…と思っていた。内容はともかく、子どもたちはこちらが思った以上に決めたことは守るということを意識していることが分かった。

なぜ、もぐもぐタイムを作ったかと言うと、しゃべっていると時間内に食べられないし、片付けの時間に間に合わず調理員さんに迷惑がかかることを受けてだった。
また、最初に楽しくおしゃべりをしすぎて食事が進まず、結局時間を過ぎてもまだ食べることになり、時間がたつから最後はおなかがいっぱいになって食べきれなくなるという人がいた。(量は自分で決めたのに、である)

もぐもぐタイムはルールになっているけれど守られていないこと、うまく機能していないことはあるわけで、そういうことも話し合える、みんなで話して変えることもできることを学ぶにもよかったと思う。

今日は、時間内に食べられなかった子は1名。
時間をかけてもおなかがいっぱいになるだけなので、最初のうちだけでも食べるペースを上げてほしいと思っている。それを実感できるといいんだけど。