きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

ひっくり返る

シリーズのアドラーカウンセラーの講座も折り返し。

昨日一番驚いたことは、リレーカウンセリングの最後の最後で、アドラーカウンセラーの方のカウンセリングの途中から、クライアントの答えが変わり、今までとはまったく違う方向に話が流れていったこと。ひっくり返った。
クライエントが自分の気持ちが整理され、これからどうしていくか方向性と具体策を自分でいえたので、そう流れを作ったそのカウンセラーはすごいのだとは思う。
ただ、公開カウンセリングを見ていて、共感的受容だけにとどまらずないアドラー派はすごい、と感じたというより、そんなに180度話が変わるのか?これまでのやりとりはなんだったんだととても驚いたのである。
すっきりしなかったので感じたことを話し、質問をした。

布石となる発言は途中であったようだ。そういわれればそうなんだけど・・・

講師の先生に言われてなるほどと思ったのは、「主訴にとらわれすぎない」ということ。いわれてみれば、わたしは、クライアントのことばにある裏のことなんて考えなかったな。最初の訴えをもしかして?なんて疑うことはなかった。
カウンセリングは奥が深いなぁと思った。  

それから、リレーカウンセリングの途中で、同業の方のデモストレーションを見ていた方が「若干、誘導しているように感じた」とおっしゃった。わたしもそう感じたことがあったのだけれど、仕事柄、そうならざるをえない場面はあるし、わかるなぁとも思ってしまった。
今、学んでいることを人間関係はもちろん、やっぱり仕事で生かしたいと思うから、同時に難しさも感じる。
意識しないと普段から使えるようになるまでには難しいのかもしれないなぁとも思ったし、いつも使えるわけではないのかもしれないとも考えた。

講座の後、本業がカウンセラーだという方といろいろ話していると、「いろんなことを学ぶといったん混乱する。その中で、いいと思うものを選択して使っている。学んでいくと、いいと思うものが変わっていくし…」という話を聞き、ちょっとほっとした。
まだ、自分は、混乱しているところかもしれない。

今日は、代表カウンセリングの2人目と、早期回想をみんなで読み解くことになっている。

楽しみだけど、怖い気も…