きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

トクベツシエン

トクベツシエンの校内研修だった。
外部講師を招いての研修。
基本的なことをおさらいするよい機会になった(かも)。
トクベツシエンの範囲は広いんだなと思う。

ただ、いつも思うのは、書籍に書いてあることやそれに似たことを口や書面で指導助言されても「じゃぁそれを学級集団でやってみると実際はどうなの?」ということ。
分かるけれどどうやればできるのか?授業でやるとどうなるのか見せてほしいな…
現実問題はなかなか…となってしまう。(今年がそうだ、今日の研修がそうだと言っているのではない)
児童の数と同じくらい大人がつける体制の特別支援学校や支援学級と、数十人の集団に対し、大人が一人の通常学級との違いもあるのが実際だと思う。
トクベツシエン学校でやっていることで、そのまま通常学級でできることもあれば、必ずしもそうではないところもある。それは通級指導教室も同様かなと思う。

垣根をなくすには、両方のことを知っている人がいるといいのに…と思う。(小中連携のような発想)

「トクベツ」にしているのはだれなのか?と思ったり。
「シエン」が必要なのは確かなことなのだし…と思ったり。


昨年職場復帰し、変わったことの一つが関心事。
トクベツシエンについて考えてきたことが変わったというか、考えるポイントが変わったというか…うまく言えないのだけれど自分で変わったなとは思う。

今年の学級に特別な支援を要する子がいないわけではなく、そのポイントが以前とはまた違うというのかな…。

本人の困り感をなくしたい、減らしたいという気持ちは同じつもりなんだけど。