きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

七つの習慣「自分で決める」

昨日道徳で「自分で決める」を授業した。一時停止ボタンの話は授業でしたいなとしばらく前から思っていた。

行動を選ぶのはすべて自分。自分が主体的に行動を選ぶということをもとに授業。
人間は動物と違って考えることができる。人間らしく、考えて行動を選ぶという少し高度な内容だった。
イラストを多く使い、登場人物、例示もあり、少しはイメージしやすくなったと思うが、抽象的なことを扱うのはやはり説明が難しいと感じた。

反応などから、内容が子どもたちに十分入っていなかった思った。

「ボタンを押せなかったことはありますか」は、いくつか意見が出た。
発問が授業の後半だったけれど、もっと早くに訊いて進める構成もあるかなと実践してみて思う。

一時停止ボタンには金のシールを使い、名札の裏に貼った。

この授業を聞かせたい…と思ったある子が、授業の後で「ぼくにはためになる授業だったかも」とつぶやきにきた。
1年生でもこちらが思っている以上にメタ認知できるのだなとひそかに思う。
本当に効くかどうかは時間もかかるだろうし、子どもたちのこれからの行動次第。

生き方や考え方を教える(考えさせる)面白さと難しさを感じた授業。