きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

3学期の当番活動

1年生の3学期、当番活動しか行っていない。
日直と給食当番と一人一当番とである。
日直は一人で行っている。主に朝の会の司会と号令だが、大したものだと思う。

一当番は、クラスのために誰かが毎日する仕事で、例えを出し決めてきた。一方、みんなを楽しませるような係活動は行ってこなかった。しかし、3学期は、緩やかにだが係的な活動もスタートした。当番活動と並ぶ形で運動係、マッサージ係ができた。
運動係は、曜日を決めて「みんなで遊ぼう」と呼び掛けている。私はあまり顔を出していなけれど、自分から「遊ぼう」「入れて」と言えない子もいるのでありがたい係だなと思う。
マッサージ係は、疲れている人をマッサージするんだそうだ。
とても嬉しく面白い。帰る前にやってもらうが、子どもの手はよく効く。
そういえば、2学期まであった「配り当番」は、なくなった。「配り物もあるし、どうしよう…」と言ったら、「みんなでやればいい!」だそうだ。手伝うことが好きな子が多い。(それが1年生でもあるのかも。)掃除が終わって戻ってきた子が配ってくれているし、「配ってくれる人?」で餌を待つ小鳥のようにたくさんの希望者がやってくるので当番がいなくてもあまり困らない。

子どもたちを見ていると、何の仕事になってもきっちりこなす子や一工夫までする子と忘れがちな子とにはっきり分かれつつある。どの子にも責任を持ってこなして欲しいなと思う気持ちはあるが、やっていないと誰かが代わりにやってくれたり、手伝ったりもするので回っていくし、フォローもそれはそれで大事だなと思ってもいるのであまり詰めない。

一生懸命やっている子、よく働く子、人のために動く子が損をしない(できれば認められる)そういうクラスにしたい。