きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

アセス

一昨日、アセスの研修会に参加してきた。
参加にあたり、受け持っている子どもたちのデータを取って持っていった。アセスは、小学3年生以上対象に作られており、1年生のデータの信ぴょう性は薄い。他の尺度なども同様なのだろう。
取りながら項目数の多さ、言葉についても1年生には理解することが難しいな、説明しにくいなぁと実感しながらとった。逆転項目が時々入るが、それがまた子どもを混乱させる。子どもによっては、言葉の意味理解が十分ではない子、明らかに解答を付け違えている子などもいたし、まぁ参考程度ということで持っていった。
ただ、クラスの子どもたちのものを持っていくとその子を思い浮かべ、リアルに考えることができたことはよかった。

アセスは集団全体の結果も個人の結果も出るのがよいと思う。両方を見ることができる。これはQUも同じか。そして6観点もあるのがいい。自分が気にしている観点にも気づくことができる。
そして気になる子の結果から、自分の見取りとその子の認知とのズレに気づくということにも使えると思った。これが大事なのではないか。
結果を読みとりながら、スーパーバイザーがいるとより深く見取ってもらえることを感じた。学校で使うとしたら、結果を材料に、職員であれこれ話し、手立てを考えることになるのかな。
今回、参考程度だけど見えた気になる結果の多くは、普段気になっている子と重なった。自分の見取りの裏づけにもできるのかなと感じた。1年生ということもあり、緊急性のあるところは少なかったが、気にしていきたいと思う。

一緒にグループになった人は、今年度から学校全体(2年生以上)で取っていると言っていた。進んでいるなあと思う。

後半はSELの話。初めて聞いた。こちらの理解はまだこれから・・・