きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

しぶり

朝、教室にいると内線電話が鳴る。児童玄関に行くと生徒指導主任より事情を聞く。
朝、家でぐずって、保護者に車で送ってもらった児童がいた。声をかけるが、涙目。すぐには動かない。「おなかが痛い」「足が痛い」などというので、なんだかんだと聞きながら、話しながら一緒に教室へ。教室に入るとみんなと一緒に活動はできる。
教室はまだまだ暑くて教室環境もよくはないし、長い楽しい休み明け、よし学習するぞ!という表情ではないことはわかった。

気をつけて見ていながら、声もまめにかけた。
4時間目の図工で課題が終わり、残り15分くらいになり、足の痛みを訴え、保健室へ行った。養護教諭の先生がゆっくり話を聞いてくれ、家でのことが少しわかった。子ども心にいろいろ感じることがあったのだろう。
給食準備をし、他の子どもが迎えにいくと元気に戻ってきた。

夕方、保護者へ電話をする。学校での今日の様子を話し、家でのことを聞くだけのとどめた。児童がこう言っていた、ということを伝えるのは今日はやめておいた。お母さんの心理的負担になると悪いなと思ったため。

それにしても、みんなが揃って毎日来てくれることのありがたさを実感した1日。当たり前のように思っていたけれど、当たり前とばかり言えないのかもしれない。

長い休み明け、どの子に対してもちょっと気をつけて見ていく、声をかける必要を感じた。

明日は元気な顔で来てくれるといいのだけれど。