きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

「神様のカルテ」

昨日から映画が公開された。週末に観に行きたかったけど、しんゆうとは時間があわずに断念。原作本をくれたので早速読む。

神様のカルテ (小学館文庫)

神様のカルテ (小学館文庫)

とてもいい話。扱っている場面やテーマは病気、人の死、生き方などと重めなものが多いのに、読みながら涙が出たし、読み終わるとホッとした。みんないい人だ。あったかくなる。著者は現役のお医者さんなんだとか。

エイトランドさん(yashimaさん?)のブログに、小説の映画化について内田樹さんのブログの内容が引用されていた。わたしもその記事を読んだことがある。

わたしは
(1)原作をどれくらい忠実に映画化したか、その忠実度を評価する。
のタイプかなと思う。「ノルウェイの森」を観た時も「原作のあのシーンががはしょられている」とかなんとかいったような気がする。映画化されると原作本との違いを気にしながら見てしまう。そして大概は「原作本の方がよかった」と思うのだ。活字の方が想像、妄想が膨らむのかもしれない。逆に映像の良さもあるだろうし。
好みの問題かな。