きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

はじめての絵の具

今日は絵の具の指導を行った。
用具の名前、使い方、出し方しまい方などを説明。三原色の簡単な指導。彩色するワークを1枚。後片付け。これでちょうど2時間。(途中、具合の悪い子を早退させるため、指示を出し、終わった子たちを待たせてしまったが・・・)

思っていたよりずっと楽しくできた。勤務校は水飲み場(水道)が少ないので片付けるとき、もっと時間がかかるかなと思っていたが、さすが19人。なんとかなった。支援員さんが一カ所についていてくださったのもありがたかった。

1年生は、初めての体験が多い。絵の具そのものは保育園でもやったと子どもの弁。けれど、自分だけの道具を持つというのは初めて。新しいパレットを開いて「わ〜」絵の具セットを出して色を確認するたび「ある〜!」パレットで色ができると「おおっ!」いや〜、1年生担任ってこういう感動を共有できるのがいいなぁと思う。

もっと細やかに指導できたらいいのだろうが、心配する割にわりとおおざっぱなわたし。
今日も三原色の指導にしようか、一色でも水の量によって色が変わることを指導しようか迷っていた。昔学んだ書籍に書いてあったような気がしたが、探してもない。
迷った末、子ども達がやる気に満ちていて、この子達とならいけるのではないかと思い、最初から三色を使わせてみた。
子どもにより、筆に取る量が多すぎる子がいて、すごく濃い色になってしまった子もいたが、いくつかぬっていくうちにちょっとずつ上手になったように思う。

ぬるたび、子どものそばを取るたび、ほめまくる。
学習では今ひとつ活躍しにくい(させてあげられない)子が、丁寧に、とてもきれいな彩色をしていて感心した。色を見ていると明るいし、いろいろな色を塗っていてセンスがいいなと思う。意外な発見。