きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

連絡帳に思う

毎朝提出させている。今朝、何か書いてあった連絡帳は5通。19名の割には多い?少ない?1年生だしこのくらいかな・・・少し多いかな。
そのうち3通は割と簡単なお返事ですむもの。できるだけ朝のうちに書く。忘れてしまうから・・・

もう2通は少し時間をかけて書いた。
うち1通はほぼ毎日やりとりしているお家の方。外部とのつながりをつくる途中であり、それに関してこちらからの連絡もあるし、お子さんの様子を心配していくつか質問してくださるので、分かる限りで答えたり、様子をお知らせしたりしている。時にお電話もする。私の方が若干年上ということもあり、信頼してくださっている様子。ありがたいことである。

もう1通は、ちょっと時間をかけ、内容も考え考えお返事した。
木曜日が2回目の学習参観だったのだが、子どもの学習の様子を心配して書かれた一ページだった。主に「学習の姿勢」「算数について行っているのか」「行動の遅さ」「トイレ」について。
姿勢については事実と対応を。算数のひきざんについては、そのお子さんだけでなく、たしざんからひきざんに変わったばかりなので概念の理解が難しいこと、
今日は学級全体で「引く」ということの復習をしたことを伝えた。そして行動の遅さについて。学校でのお子さんの様子を柔らかく伝えた。同時にお子さんの良さ(自分のことをさておいても人のことを心配したり、手伝ったりすることなど)をとにかく書いた。
なにより、わたしはその子が好きである。そのことも書いた。あまり関係ないかもしれないけど・・・
お母さん達は我が子が心配なのだな、と思う。みんないい子だけどね。
私だって母だったらいろいろなことをすごく心配するだろうな〜。勉強、友だち、集団生活への適応・・・
こうして出していただくと分かるし、その子を気にかけることもできるのでありがたいなと思う。そしてお母さん達の不安を思うと、学校での事実と対応も伝えつつ、不安や心配がこれ以上増えないような、できれば和らぐような返事や対応をし、指導力をもちたいととそんなことを思うまじめなわたし。