きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

6年生のチカラ

運動会で行う1.6年生の興味走の練習をした。1年生はかわいいが、ずっと1年生と過ごしていると、自分自身がたくさん動いたり、さっき出した指示をもう何度も何度も個別に聞かれたり・・・で時々くたびれる。

でも、今日、6年生に1度、全体に話し、動きの見本を見せただけでおよそできるからすごいと思った。そしてペアの1年生があちこち動いてしまうのを注意してくれたり、励ましてくれたり・・・私は全体の指示のみでよかった。1組レースが終わるごとに細かい点で気になったところを一つずつ指導するとその通り直してもくれた。2回ずつレースをして終了。おかげで来週の練習はしなくてもよいことに。最後に6年生のよさ、感謝を話して体育を終えた。

勤務校の5、6年生は素直だし、挨拶もするし、よく動いてくれる。委員会活動もそれぞれが工夫している。今日、図書委員に新しい本が入ったことを放送で知らせて欲しいと言う旨を簡単にお願いしたら、それを委員長に伝え、お昼の放送で、委員長が本の題名まで紹介してしっかり放送してくれた。簡単に伝えただけなのに知りたい情報をきちんと入れて放送してくれた。

高学年がしっかりしていると学校全体がスムーズに動く。高学年の先生が上手に指導してくれているんだと思う。ありがたいな〜と思う。

5年後、今の1年生もこんな風にきびきび動けるんだろうか・・・見てみたい気がする。まだまだ遠い先だけど。