きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

よくばった学習参観

入学して初めての参観日。
ズラリと並ぶ保護者の姿を数えないように、見ないようにして授業をした。開始前、「ママが来ない」と怒ったり、後ろを気にし、振り返ってばかりの子がいたりと様々。
途中で子どもが保護者の人数を数えていたので苦笑したけど…
終わりごろ余裕が出てきたときにそっと数えると14名だったかな。
国語を行った。

トイレに行っている子が戻るまで百玉そろばん(国語なのにね)
・ことわざカード12枚を3回  テンポを上げて
・教科書 うたにあわせてあいうえお 音読 変化をつけて5回
・ひらがな「の」「ひ」
・空がき、指書き、しり文字、ひらがなのおけいこに書く

いつも国語の授業で行っているパターンの授業。学習するひらがなの文字が違ったくらいかな。

5時間目にも関わらず、子どもたちは集中していた。音読の声もよく出ていた。いつもは「疲れた」と言ったり、ぐた〜っとしたりする2名の女子もよく頑張っていた。保育園の先生も来校してくださり、参観。「よく話を聞いていてびっくりしました」と言ってくださった。「上手に育てていただいていい子たちです」と後で話す。
子どもも保育園の先生に褒められてにこにこ。19名中18名が発言した。1名は挙手せず…残念。

指示したページを探すことに時間がかかる子、個別対応の必要な子の様子も見ていただけ、それはそれでよかったと思う。
午後は支援員の先生が不在。一人だと手が届かないところも多々あり。普段いかに支援員の先生に支えられているかを実感。

学習、規律において支援が必要な子が3名いるな。取りかかりの遅い子は他に2名。
ささいなことだが、いさかいに発展するので、座席を変えようかなと思った日。カッとすると手が出る女子が2名いる。いつでも女は強い?!

いろいろあったが終わってホッとしている。夜まであり、長い1日だったなぁ。