きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

最終ゼミ

昨日、今年度最後のゼミに一緒に参加した。指導教官が講師で行われるセミナーの内容を見せてもらう。テーマは「学級担任の一日」朝の会、1時間目国語、2時間目社会だった。時間があれば、給食指導、清掃指導なども聞きたかったなぁ…来年度から仲間になる学部生の人たちも参加。
大人16名で朝の会で歌う歌も本気モード。あとで向かいの院生室の人に「何かやってたね〜。声がしたよ」と笑われた。
参加しながら、所作ひとつひとつを結構厳しく指摘された。よく見ているなぁと思ったり、いちいち細かいなと思ったり。けれど、評定されると燃えたり、次はもっと早くやってやる!と思うから不思議だ。大人のなりをした子どもであり、担任の価値観に沿いたいと思うマジメなわたし。
けれど、全ての子どもがこう感じるかどうかはわからない。なんでも関係性なのかな〜と思った。この先生の言うことなら聞こう、先生が言うならやってみよう…と思えるかどうかだな。自分がそんな風に思ってもらえるような学級を作れるかな。作れるようになりたいね。

授業については、子どもたちをかかわらせ、自分の考えを伝える時間を確保することとたくさんの情報を共有することの大切さを感じた。いくつかやり方があると思うけれどペア学習やグループでの学習もよさそうだな〜と思う。ただ、教科のねらいによっては教えるべきことを教師がきちんと教えるべき時もあるのではないかと個人的には思う。だから、一斉授業は一切必要ないとは今のところは思えない。それぞれの良さがあるとも思うので、その辺のバランスというか見極めて使う力量が必要だなと考えた。
今日の授業はペアの相手か4人の人には発表する機会を保障し(子どもと子どものかかわり)それを全体で教師のリードで共有していた。(教師と子ども)こんな風にどちらもあるのが「授業」なのではないかと思う。
あとは、この形態で、教科書の内容をどのように扱うかを考えていかないとだなぁとも。ゼミ後にメンバーでそんな話もでた。聞いているだけでもとても刺激になる。

受け手だったのだけれどとても疲れた。声を出し、考え、発表し…と一生懸命活動をした証拠でしょう。学びの多いゼミだった。