きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

秋田での学び

4日5日と全国 生活科・総合的な学習の時間教育研究会に参加してきた。初めての参加。現職だったら2日間も学校をあけるのはやっぱり厳しいだろうね。

2日目に課題別分科会で実践発表もさせていただいた。50名ほどの参加者の前で話した。一応、県の代表ということだったし、頼まれたことだったから多少緊張していた。
でも、いざ始まってみると、自分の地元での地域実践だから紹介できるだけでもうれしいと思ったし、楽しく発表することができた。早口にも視線にも気を付けたと思う。
プレゼンの準備など大変だったこともあったけれど結果的にやってよかったなぁと思う。自分の実践、前任校での実践を振り返り、まとめるいい機会になったと思う。
昨年だったらもっとよかったのかな。もう修了が迫ってきたから…でも、ま、いいか。

秋田の子どもたちの授業も見せてもらった。3年生の総合と6年生の総合を見た。
学力テスト日本一の秋田の子たち。育っていたな。特に、今、フィールドワークで6年生を観ているから余計感じてしまう。相手意識がある学級、学年だった。授業だけでなく、学級の基盤ができているという影響もあるのではないかと改めて思う。いい雰囲気や土壌のない空間であんなに発言したり、学習に取り組んだりする意欲はわかないのではないかと思うから。

生活科のスタートカリキュラムについては自分がよくわかっていないということがわかった。発想はよいと思う。ただ、一般校ではどこまでできるのか〜という気もする。柔軟性がいるかな。そして小学校だけではなく、学年の「スタートカリキュラム」もあるのではないかと思う。勉強したいなぁ〜と思って帰ってきた。

文部科学省の田村先生のご講演もよかった。同じ県の出身であり、前任校での研究会でお世話になったこともあり、覚えていてくださった。ご挨拶に行ってよかったな。

1日目を終え、先生方と仲間と飲み会。はたはた、稲庭うどん、きりたんぽ、しょっつる鍋…秋田の郷土料理を堪能した。夕方は仲間と秋田の町をランニング。
1泊だったけれど満喫した秋田でした。