きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

勇気づく学習会

昨日に続きあまりにもいいお天気だし、勇気づきたいな〜と思い、午後から指導教官の講座に出かけていった。会場は遠いからドライブも兼ねて。突然の参加にもかかわらず、役員の方も指導教官も快く許可してくださった。


早めに着いたので会場設営をお手伝いする。保護者が主催している会。休日である日曜の午後だし、参加人数はそれほど多くはなかったけれどいい会だった。最初は遠慮がちに反応せず、うかがうような雰囲気の会場が1時間しないうちに笑いが起きるようになり、だんだん温まっていくのが参加しながらも分かった。
ホームではない飛び込みの講座で必ずと言っていいほど
雰囲気を温め、参加した人たちを「来てよかった」「またがんばろう」という気持ちにさせることができる指導教官はプロだなと思う。

わたしは指導教官の講座の中で「勇気づけ」が一番好きだな。
この話は何度も何度も聞いたけれど、何度聞いてもそうだよなと思える。

子どもを勇気づける。
保護者を勇気づける。
教員同士で勇気づける。
何より、自分で自分を勇気づける。
いろいろできるなぁと思う。

「安全基地があるから人は挑戦できる。」
そうなんだ。実感としてわかる。

安全基地となる人は親だけでなく、先生でも友だちたくさんいていいのだという。
その時その時によって増えていったり、人が変わったりすることもあるのだろうか。
きっとあるんだろうな。今のわたしがそうであるように。

ただ、いつも思うことは
安全基地となる人がその年々で変わっていくことは複数が安全基地だから
いいことでもあるのだけれど、半永久的な安全基地が欲しいなぁと思う。
絶対的な味方というのかな。
条件付きの信用できるではなく、無条件に信頼できる他者。
そこに「絶対的」がつく信頼がいいな。


子どもを十分に認め、勇気づけるには、まず自分自身が勇気づいていないとだな
と思う。今日の学習会に参加した保護者は勇気づいたと思う。
そして、勇気づけは技術も大事だけど
勇気づける側の気持ちと、受けてが勇気づいたかどうかが大事ということを
改めて確認した。

また今日の学習会では、昨年の研究室の先輩とも再会した。
対応や雰囲気から、先輩は保護者からの信頼を得ているなと思った。
わたしも修了したらこんな風になりたいなと思える素敵なモデル。
指導教官と保護者をつなぐこと。
自分の学校に指導教官をお呼びすること。
わたしの学級の子どもたちに授業をしてもらうこと。
わたしのこれからの夢の一部。


最近、あんまり余裕がなかった。
自分に余裕がないのはいつものことなんだけど、せめてあと半年は
少しは余裕をもって周りを見れる人でいたい。
仕事ばっかりではなく、遊んだり、気を抜いてホッとしたりしながら
また挑戦しよう、進もう、向上しようという気持ちを持っていたいと思う。