きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

学年・学級経営論の講義より

論文を検討し、議論し合う授業だが
今日の論文はなかなかむずかしかった。

レポーターの要約、グループ討議、先生のまとめのお話
によってやっとわかった。


子どもによる成員資格の受容=生徒化というところに
学校に来てくれて「生徒」をしてくれる子どもだけではない。
ここが一般の企業と学校との違いでもある。
ここで出された例が分かりやすかった。

最初から生徒化しなくなったことを正統性のゆらぎというのだということもここで理解。

協働を高めつつ、個業生を発揮するには?という議論に移った。
これはうまくいけばすごくいいと思うけれど
具体的にはどうすることなのかな?とも思った。

複雑化を緩めるために
教員評価や副校長、主幹教諭の導入など新しい改革が
なされたけれど、現実的には管理職も管理され、
結局トップダウン制度が加速したに過ぎないというのが実感だ。
授業のリアクションペーパーにも正直に記した。

制度の中で一担任として、組織の一員としてできることを
考えていくしかないのかなぁと思う。