きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

ごんきつね

全文通読
「兵十とごんは分かり合えたか」 最初の段階では

第一場面(2時間)
「ひとりぼっちのこぎつね」子ども?小さい?
物語を読んでいくときにだからこれが大事なのかを考える。
「いたずらって何か」
「ごんのするいたずらはどういうものか」
ごんのしていることと村人側から見たことを対比
はたけの芋を堀りちらす・・・生活できない 命のもと
菜種がらに火をつける・・・火事になるかも
とんがらしをむしりとる・・・大切なもの 生活に関係する
ごんはふざけてしていることが村人たちはどう考えているかを問う
ごんは、ふざけて楽しい、何とも思っていない
村人は、怒り、腹が立つ
両者のギャップを押さえる


ごんが穴の中でしていたこと、状況を押さえる。
ある秋のことでした〜
「からっと晴れているとは?」状況把握
「モズの声がきんきん響く」
これが何を表しているのか?(ごんの解放感)
様子というのは、人の気持ちを表すことがある=情景 を教える。


人物の心情曲線(3〜4時間)
兵十とごんの気持ちを数値(1〜5)で表す
両者の感情が近づけば仲間
場面が終わったところで兵十のごんに対する心情、
兵十のごんに対する心情に線を引き(個人)
みんなで確かめながら心情曲線に位置付ける
文章から根拠を出し、これは間違いというところはある。そこを共通理解する。

第2から第5まで兵十の気持ちを表す文はない。
ごんの兵十に対する気持ちのみ。
ごんの気持ちはだんだん、兵十に近づいていることがわかればいい。」

第六場面
視点が変わるところあり
「兵十はかけよってきました」

「こっそり」に注目
ごんは、自分の心寄せていることを示す


最後の場面
「ごんはぐったりと目をつぶったままうなずきました」
ここは兵十に心情曲線が寄っているかどうかで議論する。
(これまでで一番近づく)

「ごん、おまえだったのか」
兵十はこの言葉でわかったことを確認。

火縄銃のけむり 青はスッキリしないことの象徴。