きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

専門性

今日は進学先の中学校の音楽の先生に
卒業式の歌の指導をしていただいた。
とてもよかった。


発声の仕方
歌うポイント
何よりも伝えたいという気持ち…

とても良い時間を過ごした。

今年、卒業生が選んだ曲は、いわゆる合唱向きの曲ではない。
でも父と母をはじめとするすべての人々への感謝の気持ちを伝えたいと
いう気持ちで決めた曲。
音程が大きく変わらない部分もあり、歌いにくい。
音楽主任の指導もあり、年明けからちょっとずつ仕上げてきた。

ちょうど変声期を迎えた男子もおり、歌いにくそうな様子もある。
でも、指導を受け、懸命に歌う子どもたちの姿を見ていると
いよいよ卒業するんだなと思ったり、
専門性の高さでこんなに子どもを伸ばせるんだなと思ったり。


後者についてはちょっと申し訳なくも思う。
自分がたった1年でこの子たちに
何ができたのかなと思うと。


でも、考えて落ち込んでもいいこともないし、
まぁきっと自分にしかできないこともあったはずと思うことにする。

いろんな仕事もだんだん終わっていく。
教室もきれいにし始めた。
ちょっと寂しい気持ちになる。
早いかな。