きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

授業の見方

今日は2学期2回目の授業公開があった。
1年生のたし算(2)8+6の計算についてのところ。
やっぱり「10のかたまり」にもっと焦点を当てるべきだったなぁと思った授業。
そして、子どもの発言があっちこっちに行ってしまった時は、教師が修正する必要があると感じた。そうしないと混乱する。それは誘導ではないのではないかな。

事前に指導案の相談も受け、板書も見せてもらったというのに、力になれなかったなぁと思う。
もっと他の職員にも声をかけたり、話題にしたりしていくと良い案がでたかなとか少々責任を感じてしまった。

自分はわりとああすればよかった、こうだったかなと思うところばかりを考えてしまうタイプ。
でも、授業者の先生は「子どもが自由に話し合い、よかった」というとらえ。同じ授業、同じ子どもの様子を見ても感じること、捉え方、着目するポイントが違うものだなぁ…と話していて思う。
キャリアの差もあるかな。
多分、性格だろうな。

いずれにせよ、協議題にそって協議会を進めないと…「子どもが頑張っていた」「○年生だから…」といった感想ではなく、とった手立てがねらいに迫るために有効だったかを考えないと。そんなことを考えると、終わってホッとした!というふうに思えない授業公開だった。

「話し合い」と一言で言うけれど、いろいろある。今日は、教師に向かって話しているだけだから、子どもの発言がみんなのものになっていないと感じた。これは、指導することで少しずつ改善できるのではないか。
それから問いの出し方についても、うちの学校の流れに沿うようにできるといいのだけれどなぁ…と。


適切なリーダーシップが取れるといいなぁと思う。
でも、自分がもやもやを感じるだけで、こうしたらいいとかすっきりした代案が出ないのである。

ということで協議会で、みなさんにたくさんしゃべってもらえるようにしようと決めた。