きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

通知表

夕方、実家に帰ると、ちょうど義妹も帰ってきたところで、「夏休みになっても忙しそうだね」というと、苦笑しながら「初めて通知表をもらってきました。見る?」というので、「見る見る」と即答。
姪っ子の初めての通知表を見せてもらった。
姪は「△がなかった!」と嬉しそう。
なるほど、◎がたくさんあり、結構よい感じの通知表でした。
1年生の1学期だしなぁ…と思うが、それは言わず、「これも◎だ!あ、こっちも!すごいね」とほめまくり。
所見に書いてあった言葉をいちいち読み、「すごいね!」「ほめられた!」「やる気があるってことだね!」とかなんとか、とにかくがんばったことを認め、たくさんほめた。
家族いわく、姪っ子は、自信がなさそうだ、という。そんなところは、我が家の家系かな?などと思いつつ、でも、絵や文字をかくのが上手なこと、本を読むのが好きなこと、当番の活動を一生懸命していること…などなどいいところがますます伸びるといいなと願う。
その後帰宅した弟は、所見について「いいことしか書いていないんだもんなぁ〜」と言うので「そういうものだよ」と諸事情を話すも、「そういうのってどうなのかな」と違和感を感じたよう。妹は、「(もし、悪いところを書かれても)自分の子だし、分かるけどね」と笑っていた。
生の保護者の声という感じで貴重。でも、今の時代の小学校は、この先もよくないところを文字にはしないだろうけどね。

何枚も通知表の所見を書き、評価をしてきたけれど、他の先生が書いた通知表を見るのは初めて。
おもしろかった。