きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

拡散の授業

3年生の授業研あり。

12×4の計算の仕方を考えるショートの単元。1時間扱いだし、さっとやってしまうところかもしれないがちゃんとやると面白いなぁと思った。
子どもがよく考え、よく話した。鍛えられているなぁと感じた。

指導者も自分が言っちゃうのではなく、突っ込んだり、子どもに話させようとしたりしているのが伝わってきた。真似したい。

ただ、いろんな分け方が出たので、拡散させる場面をもっと長い時間扱ってもいいのかなと思った。3つの考え方に収束させ、「どれが便利かな」になんとなくもっていこうとする流れがうかがえた。(強制的ではなかったが)
45分で学びまでほぼ入り、およそ指導案どおりというかきれいな授業だった。

12を2つに分けるやり方でも、12を6と6、7と5、10と2、4と8…など何パターンもあったようだったから。全部の分け方を扱っていると収束の時間もなくなるし、それがいいかどうかはまた捉え方だろうけれど、今日の時間のねらいを考えると「いろいろな計算の仕方があるな」で終わってもよかったのでは?という声も聞こえた。
子どもは3と3と3と3で考えたSさんはすごい!と言っていた。10と2で分けると楽!には落としこめなかったのかなと。数字のせいか?

問い◎の出し方について
子どもの声を拾おうとしていて、一人に言わせて、見通し(道筋?)を持たせてから出していた。自分はいつも早く出しがちだけど、見通しをもたせてから学習課題でもいいのかなと思い、放課後話題にしてみた。
切り出すと、反応してくれる職員なのでありがたい。
協議会は後日。本当は記憶が新しいうちに(当日とか)やるのがいいのかもしれないが、テープ起こしなどの準備もあるので…