きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

あいうえおであそぼう

光村図書の教科書を使っている。中川ひろたかが書き下ろした「あいうえおであそぼう」がある。
あやとり いすとり あいうえお
かきのみ くわのみ かきくけこ
さんかく しかく  さしすせそ
たこいと つりいと たちつてと
なのはな ののはな なにぬねの  (以下略) という歌(詩かな)

リズムもいいし、音読も楽しい。昨日は班ごとに誰がどこを読むか話し合い、音読発表をした。子どもが楽しんでいたし、聞いている子たちは良かったところをい、それを聞き合えた。一番嬉しかったのは、丸ごとに一人読みをした時は声が小さい男の子も発表では少し大きくなってきたこと。発表することもいやがらないのでやらせて良かった。子どもがコメントするのはいいなと思う。教師より、子どものチカラの方が影響力があるかもしれない。

今日は、あいうえおであそぼう の言葉の音の数や決まり(あやとりのあはあいうえおのあ、いすとりのいはア行の言葉など)を発表させ、確認したあとで「わたしたちのクラスだけのあいうえおであそぼうをつくろう」と言い、みんなでつくった。
ア行だけは、私が主になってみんなで言葉を出し、読み、どれにするか決めた。
カ行からは、班で割り振り、相談させて決めた。2つめの言葉の始まりを別な行の言葉で考えている班が2つあったので、説明し「もう一度考えて。」としたがそうするとほぼできてきた。「例えばさ・・・」と例になる言葉を出した班もあった。5班あるうち、1つの班だけ、なにぬねののパロディがどうしても決まらなかった。だから最後にみんなで決めた。多少のヒントは与えた物の、私が予想していたよりも子どもたちで決めることができたのでやってよかったなと思う。
本当はもう少し、学級みんなでがんばろう的な内容になるといいなという願いもあったのだが、特に深い意味のない行もいくつもあった。でも、子ども達が自分で決めた、ということでまぁよしとする。
完成した作品はこれ→