きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

気づきを言葉にする難しさ

今日の算数は、難しすぎたなと思う。反省。
1 たしざんカードのフラッシュ(教師から)
2 自分のたしざんかあどをめくって答える(個人)
3 たしざんかあどで問題の出し合い(ペア)
4 たしざんカードを答えの順番に黒板にはり、思ったことを話す
ここでは「かいだんみたいになっている」「エスカレーターみたい」「さかさまになっているカードがある」「(こたえが)10になるカードは9まい」「たすかずが増えている」←こういう言葉ではなかったがこんなことを言った・・・

なかなかいい気づきがたくさん出た。もちろん挙手しない子もいたが、多くはなんだかんだと言いたがってくれるのでありがたい。
子どもの気づきを板書していった。

5 思ったことをノートに書く。
この「たしざんかあどをならべておもったこと」という問いに対し、自分の思ったこと、気づきを言葉にしてノートに書く活動が難しかった。書ける子は書けるだが、書けない子は書けない。書けない子はどういう状態かを考えた。
A思ったことはあるが、どう書けばいいか分からない
B何も思わない
C何をしたらいいか分からない
多分Aの子が3〜4人はいた。AだしCという子は1人。

思うことはできて、話すことはできても、書くことはかなりハードルが高いのだなぁと実感した。子ども達には無理をさせてしまったかな。

次の単元の「ひきざん」の授業研を見据え、今の「たしざん」の単元でも、校内で共通して取り組んでいる「授業の学び」を表現をさせたいという気持ちが先走りすぎてしまった気がする。

策として、考えてみた。
・机間巡視しながら書けた子のを読んであげ、他の子の参考にさせる
・書けたことをほめる
・シール大作戦(これは校内で決まった基準があり貼っている)
・様子を見てキーワードとなる言葉や書き出しを示す

さてどうなるかな。