きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

ますだくんのランドセル 続き

帰りの支度の後に続きを読んだ。
小学校に入学したますだくん。赤いランドセルのことで何か言われても気にしなかったり、気の弱い女の子のフォローをしたりと腕白だけど優しい子。
いい話だったな。

入学直後などもう少し早い時期に読んでもよかったかなと思う。

「ノートのかみひこうき」

道徳の授業をした。

子ども達はよく考えてくれたが、ノートの立場になり、ノートの気持ちを考えるのは少し難しい子もいた。「せっかく買ってもらったのに」という発言に代表されるように、ノートを使う子ども(自分)の方から考えていたのだろう。
自然なことと言えばそうかもしれない。

指導書にあったように、新しいノートの気持ち→破られ、紙ひこうきになったときのノートの気持ち→落ちて踏まれて汚れたノートの気持ちと考えさせた。
最後のよごれた紙ひこうきになったときのノートの時、挙手が少なかったので、「隣の人とちょっと相談してみて」と言い、ペアで話す活動を入れてみた。難しいかなと思い、「私はこう思うよ」「ねぇ、・・・さん、どう思う?」などと例を言って始めた。例示をしたことがよかったどうかは分からない。もっと子どもに任せてもいいのかもしれない。
話せていなかったペアが確認できただけで1組。

ペアで話させた後、もう一度同じ発問をすると挙手が増えた。見て分かるくらいに。相談してもいい、友だちの意見を聞いてわかる、発表できることがいいことだということを教えていきたいなと思う。

なんちゃって学びあい?