きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

読み聞かせ5「ますだくんのランドセル」

今日、帰りの会で少しだけ時間があったので途中まで読んだ。
読み聞かせもどこかに位置づけるシステムにしないと毎日続けるのは難しいなと思う。

これまでは6年生が来て読み聞かせてくれていた読書タイム。けれど先週から1年生も図書室に行き、本を借りた。図書カードもあるのだが、登録がコンピューター化された関係でバーコードシステムなのでやることが2倍で煩瑣だが、まぁこれはしかたがない。手続きも回数を重ねれば慣れるだろう。習っていない文字を含め、図書カードに一生懸命うつしている姿はなかなかかわいい。
読書タイムは基本的に一人で本を読む時間。まだなかなか難しいけれど。

ますだくんのランドセル (えほんとなかよし)

ますだくんのランドセル (えほんとなかよし)

5人兄弟のますだくん。お姉ちゃんの赤いランドセルをもらって入学の心構えはばっちり?!続きは明日読む。

忙しかった

運動会が2週間後に迫り、朝活動の時間の応援パフォーマンス練習に始まり、昼休みは応援グッズ作り・・・と学年に関係なく、休み時間返上でとても忙しい日だった。

異動したばかりでそう感じるのかもしれないが、勤務校はとにかく子どもの出番(話す、パフォーマンスする、発表する、アイディアを出す)が多い。小規模校だからかもしれない。ここ何年か同様に行っていることのようなので、ここでは当たり前のことのようだ。しかし、そのためにかける時間がものすごく多い。
1年生もすべての活動に同様に参加するシステムになっている。全校の一員と認められているようで嬉しい反面、正直いってこの時期にはかなり負担。期日までに提出する運動会マスコット考案、スローガンの応募、候補を投票する、運動会ポスター作成、縦割り班活動の個人振り返りアンケートなどが何かしら毎日のようにやってくる。当然1年生には「書いておいてね」といって配るだけでは済まないので授業時間を取って確実に行う。(しかない)

学習指導要領も変わり、授業内容も大幅に増えたことだし、見直せる所は見直し、少し行事関係に関する子どもの出場や活動をスリムにしていく方がいいのではないかな・・・と感じている。
教師(特に自分)もそれをやらせること、こなすことに必死になり、十分な指導ができずにいる。他の職員はどう考えているかは分からない。来年になったら慣れてサクサクできるのかもしれないけれどね〜。

暑かったし、忙しかった月曜日、ということを言いたいだけの日記である。

和む

暑い中でのリレー練習で疲れただろう子どもたち。給食の準備を終え、静かにカレーを食べ始めた子ども達を見ながら、やっと座れたとわたしもリラックス。食べ始めて5分くらいは静かなうちのクラスの子どもたち。しかし、お昼の放送で流行の音楽などかかろうものなら即歌い出し、しゃべりだし、とたんににぎやかに・・・まぁ悪いことではないが、なかなか食が進まないのもね〜
もぐもぐタイム」をつくったので黙って食べる時間はあるのだが、途中から静かにするのは難しいようだ。時間を変えた方がいいのかもしれない。そしてすぐにおなかがいっぱいになるのか進まない子もいる。

今日は5・6年生の体育が長引いたらしく、お昼の放送が時間になっても始まらない。静かな環境の中でカレーをほおばる子ども達に少しほっとしていると一番後ろの席の男の子が大きな声でいきなり言った。
「がっこうたのしい」と。この子は背も高いし、声も大きい。よくつまずいてけがをする。でも優しい子。何の流れもない中での突然の声。おもわず「どこが楽しいの?」と聞くと「いろいろできるし。」と。それを聞いていた別な女の子が言う。「保育園よりいろいろあるから楽しい。」と続けた。いろんなところから「体育がすき」「休み時間がいい」「保育園は階段ないしね」とヨクワカラナイ会話が続く。たしか、勉強は出てこなかった。

休み時間にトイレに行くのがやっとなほどやることが多く、カリカリしていた自分を反省するような子ども達の声に和む。
保育園よりやることが多いし、叱られることもあるし、勉強する時間もたくさんだし、何より毎日重い荷物を背負って歩いて行き来するというのに楽しいというのか。まぁよかった。そしてやっぱりたくましい人たちだなぁと感じる。