きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

夏14『対岸の彼女』

対岸の彼女 (文春文庫)

対岸の彼女 (文春文庫)

再読。女性社長葵の今と過去が交錯する話。のちに従業員として出会う小夜子の今と話が交互に書かれ後で一致する仕掛け。周りに遠慮がちに生きるように見える同級生小夜子は社長とは対照的に描かれているが、もしかしたら本当に強いのは小夜子かもしれない。終わりがよい読後感。