きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

校内研修に思う

特別支援学級の授業研と協議会。
勤務校では初。
協議会では、いつものように研修主題にかかわる手立てがねらい達成に生かされていたかどうかと各学級の子どもの読み書きに関する困り感を出してもらい、それに対する手立てをできるだけたくさん描き、その付箋を張り付けてもらった。いろんな手立てが出れば、選択肢が増えるかなと思って。
後者は初の試み。しかし、時間が押し、十分に取れなかったことや「困り感」というフレームが大きすぎ、手立てもアバウトなものが多くなってしまった。
例えば、漢字が書けないについてであれば、画数が多くなる(足りない)のか、偏と旁が逆になるのか、いっぺんに覚えられないのか…個々により実態が様々あるはず。見える困り感(現象)を具体的にしてもらうとか、それに対しつまずきの予測を入れてから考えるなどもう少しステップが必要だったなと反省。
そして、手立てがなかなか具体的なものとして出てきにくいところに、研修の弱さを感じた。
今いる限られたメンバーで知恵を出し合って精一杯の手立てを考える。それもそれで一つのスタイル。
しかし、コーディネートする立場としては、少しでも「なるほど」とか「今度それ、やってみよう」と次につながる具体的なものが得られる場にしたいと思う。なかなか難しいな。